研究会「AIで強化されるファクトチェックでCOVID-19に立ち向かう」を開催します


早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所は3月19日、ファクトチェック研究会「AIで強化されるファクトチェックでCOVID-19に立ち向かう」を開催します(FIJ共催)。

ミスインフォメーション(誤情報)やディスインフォメーション(偽情報)の拡大を防ぐため、ファクトチェックにAI(人工知能)を、いかに活用するかが世界的な課題となっています。どのような情報を検証すべきかの判断や、ファクトチェックを行うためのエビデンス(証拠)を発見するなどの作業をいかに効率的に行うかが求められています。
この研究会では、英ロンドンや米サンフランシスコに本拠を置く、ジャーナリズムに役立つソフトウェアやアプリをデザインする企業、MEEDAN(ミダン)のスコット・ヘール氏に、世界のファクトチェッカーが使い始めた最先端のテクノロジーについて、新型コロナウイルス COVID-19 に関する治療法やワクチン、さらに政治的な動きについての事例をもとに紹介してもらいます。
このようなテクノロジーがジャーナリズムに役立つためには、ニュースメディアと研究機関との協力関係も重要です。欧米で進むコラボレーションの現状をふまえ、日本での態勢作りの課題についても考えます。

ファクトチェック研究会概要

【テーマ】 AIで強化されるファクトチェックでCOVID-19に立ち向かう
〜Combating COVID-19 and Empowering Fact-checkers with AI〜

【日 時】 2021年3月19日(金)19:30〜(21:00終了予定)[Zoom Webinarで開催]

【講 師】 スコット・ヘール氏(MEEDANリサーチ・ディレクター、オックスフォード大学インターネット研究所准教授)
※同時通訳付き

【司 会】 奥村信幸(武蔵大学社会学部教授/FIJ理事)

【参加費】 無料
【お申し込み】 受付は終了しました。
【主 催】 早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所
【共 催】 認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)

※本研究会は、科研費・基盤研究(B)「実効性ある偽情報・誤情報対応策としてのファクトチェック・システムの構築」(研究代表者:瀬川至朗)の支援を受けて開催します。