FIJのレーティング基準


 レーティングとは、ファクトチェック記事を発表する際に表記する、対象言説に関する真実性・正確性の評価・判定をいいます。

 FIJは、ファクトチェックを行うメディアに活用してもらうため、レーティング基準を策定しています。FIJのファクトチェック・ガイドラインやレーティング基準は、メディアパートナーであるか否かに関わらず、自由にご活用ください(メディアパートナーでなくても許可なく使えますが、できればこのページへのリンクを貼り、ご連絡いただければ幸いです)。

(2019年4月2日制定)

世界各国のファクトチェック団体が用いるレーティング基準

 世界の多くのファクトチェック団体・メディアが「True」「False」などのレーティングをファクトチェック記事とともに発表しています。代表的な例を紹介します。

PolitiFact(米国)
Snopes.com(米国)
Africa Check(南アフリカ)

 他方で、レーティングを採用していないファクトチェック団体・メディアもあります。Factcheck.org、AP Fact Check、Full Factなどです。

 ファクトチェックにおいて、レーティングの発表は必須ではありませんが、レーティングを行う場合はその基準を明確化することが求められます(IFCN綱領(4)方法論の透明性参照)。

FIJがレーティング基準を策定した理由と意義

 レーティングの表記があると、読者にとってわかりやすく、関心もひきやすいというメリットがあります。他方で、団体・メディアによってレーティングの手法がまちまちであると読者にとって分かりにくく、基準が明確にされていないとファクトチェックの公正性に疑問が生じかねません。

 そこで、FIJは、ファクトチェックに携わるメディア関係者との協議、意見交換を重ね、9種類の表記と定義から成る「レーティング基準」を定めることにしました。

 FIJは、各メディア・組織などがFIJのプロジェクトに参加するか否かにかかわらず、このレーティング基準とファクトチェック・ガイドラインに準拠してファクトチェックに取り組むことを推奨いたします。

 なお、レーティング基準やガイドラインは、今後もメディア関係者との継続的な協議、意見交換により、必要に応じて修正する予定です。協議への参加をご希望の方は、ご連絡ください。