FIJは、ファクトチェックに取り組むメディア・団体にファクトチェック・ガイドラインの活用を推奨するとともに、ガイドラインの趣旨を踏まえて活動しているメディア等との連携を図っています。
ファクトチェック対象の選択、取材・調査、レーティング、記事化はすべて、各メディアが独立した立場で、独自の判断に基づいて行っているものです。
現在、ガイドラインの趣旨を踏まえて継続的にファクトチェック記事を発表しているメディア・団体は、以下のとおりです(旧称・メディアパートナー)。
(2023年5月23日更新、五十音順)
朝日新聞
InFact(インファクト)
沖縄タイムス
Japan In-dpeth(ジャパンインデプス)
食の安全と安心を科学する会(SFSS)
BuzzFeed Japan(バズフィード)
毎日新聞
リトマス
琉球新報
Wasegg(ワセッグ)
朝日新聞
2016年10月からファクトチェック記事の掲載を始め、2020年からオンラインイベントでも国会論戦の検証を行っています。2021年9月以降、ファクトチェックに部門を横断した体制で取り組んでいます。
InFact(インファクト)
調査報道とファクトチェックを軸に新しいジャーナリズムを創ることを掲げたメディア(認定NPO運営)です。立岩陽一郎氏(NHK社会部出身)が編集長を務めています。
前身の「ニュースのタネ」時代に、2017年総選挙、2018年沖縄県知事選などでファクトチェック記事を発表し、2020年1月「ニュースのタネ」から改称した後も継続的にファクトチェック記事を発表しています。
現在は、同志社大学の学生もファクトチェックに参加しています。
沖縄タイムス
沖縄に関わる言説を中心にファクトチェック記事を発表しています。2021年9月からFIJのガイドラインを参照してファクトチェックのレーティングも行っています。
Japan In-depth(ジャパンインデプス)
ジャーナリストの安倍宏行氏(元フジテレビ解説委員)が2013年10月に立ち上げたニュース解説メディア。
2017年総選挙、2018年沖縄県知事選、2021年総選挙でファクトチェック記事を発表しました。
▶︎ Japan In-depthのファクトチェック記事一覧ページ
▶︎ ファクトチェック結果一覧(ファクトチェック・ナビ)
食の安全と安心を科学する会(SFSS)
食の安全と安心、リスクコミュニケーションについて議論し、科学的に正確な情報を提供する活動をしているNPO法人で、東京大学の食の安全研究センターに拠点があります。
食品・健康関連のニュースや情報のファクトチェックに取り組んでいます。同会の山﨑毅理事長がFIJ理事になっています。
Buzzfeed Japan(バズフィード)
米国のオンラインメディアBuzzFeedの日本版。
2016年ごろから「WELQ」問題などネット上の偽情報を検証する記事を発表し、2017年総選挙以後、継続的にファクトチェック記事を発表しています。
▶︎ BuzzFeed Japanのフェクトチェック特設ページ
▶︎ ファクトチェック結果一覧(ファクトチェック・ナビ)
毎日新聞
毎日新聞は2020年9月からファクトチェックを継続的に実施すると発表しました。
統合デジタル取材センターを中心に取り組んでいます。

リトマス
ネット上で拡散された情報、著名人や公職者の発言、メディアの報道など、社会的影響の大きい言説に対して、その内容が事実に基づいているかどうかを客観的に検証する独立系メディアです。
2022年1月から「情報検証JP」として活動を始め、同6月「リトマス」に名称変更しました。
Wasegg(ワセッグ)
早稲田大学政治経済学部のジャーナリズム・メディア演習(瀬川ゼミ)のゼミ生が運営しているWebマガジン(瀬川至朗理事長が運営責任)で、ファクトチェック記事を発表しています。
2018年沖縄県知事選、2021年総選挙などでファクトチェック記事を発表しました。