FIJは、海外の関係団体との連携も積極的に進めており、海外のメディア・団体が日本に関係するファクトチェックを行う際の調査協力も行っています。
FIJと継続的に協力・提携関係にある海外の団体を紹介します。
国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)
ポリティファクト(PolitiFact)
台湾ファクトチェックセンター(Taiwan FactCheck Center)
マイゴーペン(MyGoPen)
アニーラボ(Annie Lab)
国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)
世界各国のファクトチェックメディア・組織が加盟している国際団体で、米国のポインター研究所に拠点があります。
FIJはファクトチェック団体ではないため、IFCNの正式加盟団体ではありませんが、ファクトチェック綱領(Code of Principles)にのっとったファクトチェックの普及に努め、IFCNの許可を得てコンテンツの翻訳を掲載しています。
また、新型コロナウイルスをめぐる国際協力の一環として、IFCNの国際ファクトチェックデータベースに日本のメディアが実施したファクトチェック結果を提供しました。
ポリティファクト(PolitiFact)
米国のファクトチェック専門団体で、主に政治家の発言を検証していますが、姉妹版サイト〈PunditFact〉ではメディアに出演する評論家などの発言も検証しているほか、最近はFacebookの投稿などもチェックしています。
タンパベイ・タイムズ(カルフォルニア州)が2007年設立し、ピューリッツァー賞国内報道部門を受賞。IFCNに加盟し、ボードメンバーにも入っています。2018年からポインター研究所が運営しています。
FIJはポリティファクトの記事の翻訳の許可を得て、一部の記事を紹介しました。
ファクトチェック入門動画(2020年3月公開)でポリティファクトの活動内容を紹介しました。
台湾ファクトチェックセンター(Taiwan FactCheck Center)
台湾で初めての本格的なファクトチェック専門団体で、2018年7月に発足し、IFCNに加盟しました。
最近は、Facebookとも提携関係にあり、メディアやネット上の言説のチェックに力を入れています。
FIJは、台湾で拡散した日本に関係する情報の調査に協力しています。
マイゴーペン(MyGoPen)
台湾で2015年からファクトチェック活動を始め、2020年3月にIFCNに加盟しました(台湾で2番目)。Facebook、Google、Yahoo!やLINEとも協力関係があり、ネット上の言説や画像・動画の検証を得意としています。
FIJは、台湾で拡散した日本に関係する情報の調査に協力しています。