ニュースのタネは、「桜を見る会」の招待をめぐる問題で、枝野幸男・立憲民主党代表の「いわゆるマルチ商法で行政処分や家宅捜索などを受けられている方が桜を見る会に招かれていた」との発言についてファクトチェックを行い、11月30日、「不正確」とする調査結果を発表しました。
ファクトチェック記事全文
[FactCheck] 桜を見る会 「行政処分を受けている人が招かれていた」は不正確
(ニュースのタネ・楊井人文 2019/11/30)
(ニュースのタネ・楊井人文 2019/11/30)
ファクトチェックの要旨は以下のとおりです。
対象言説(検証対象は太字部分)
総理の枠で反社会的勢力と見られる方、それからいわゆるマルチ商法で行政処分や家宅捜索などを受けられている方が桜を見る会に招かれていたことが明確になりました。(枝野幸男・立憲民主党代表、2019年11月29日記者会見)
レーティング(基準の詳細)
不正確
根拠・理由のポイント
ジャパンライフがマルチ商法で行政処分や家宅捜索を受けたことは事実だが、行政処分を受けたのは2016年以降。「桜を見る会」の招待状が送られたとされる2015年春の当時、まだ行政処分は受けていなかった。ただ、2014年に行政指導が行われた事実はある。
FIJは、メディアパートナーが発表したファクトチェック記事のうち、編集委員会がファクトチェック・ガイドラインに適合していると判断したものを当サイトで紹介しています。
要旨はFIJ事務局が作成したものです。詳細は、記事全文をご確認いただきますようお願いいたします。