ニュースのタネは10月14日、安倍晋三首相が臨時国会の所信表明演説で行った「今月、3歳から5歳までの全ての子どもたちの幼児教育、保育の無償化が実現しました」という発言についてファクトチェックを行い、「不正確」とする調査結果を発表しました。
ファクトチェック記事全文
「3〜5歳児全ての幼児教育、保育を無償化」は本当か?ー臨時国会所信表明の検証①(ニュースのタネ・楊井人文 2019/10/14)
ファクトチェックの要旨は以下のとおりです。
対象言説(検証対象は太字部分)
今月、3歳から5歳までの全ての子どもたちの幼児教育、保育の無償化が実現しました。小学校、中学校9年間の普通教育無償化以来、70年ぶりの大改革です。
(2019年10月4日臨時国会所信表明)
(2019年10月4日臨時国会所信表明)
レーティング(基準の詳細)
不正確
根拠・理由のポイント
預かり保育・認可外保育施設に関しては全ての子どもが無償化になるわけではない。各種学校に通う3〜5歳児は一律対象外。大半の3〜5歳児が無償化になったとはいえ「全て」ではない。
FIJは、メディアパートナーが発表したファクトチェック記事のうち、編集委員会がファクトチェック・ガイドラインに適合していると判断したものを当サイトで紹介しています。
要旨はFIJ事務局が作成したものです。詳細は、記事全文をご確認いただきますようお願いいたします。