セミナー「韓国メディアで広がるファクトチェック」を開催します


 ファクトチェックは欧米だけでなく、中南米諸国やアフリカ、そしてアジア各国にも広がっています。アジアの中でも、メディアによるファクトチェックが近年活発化しているのが韓国です。

 このたび、新聞・テレビ・ネットの27メディアが加盟しているソウル大学ファクトチェックセンター所長のチョン・ウンリョンさんと同センターに加盟している公共放送KBS記者出身のソン・ヒョンジュさんをお招きし、韓国のメディア界で急速にファクトチェック活動が普及した事情や、テレビでどのようなファクトチェック番組が放送されているのか、将来の日韓ファクトチェック協力の可能性などについてお話いただきます。

 早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所と共催です。FIJのNPO法人設立2周年記念の特別セミナー(2020年第1回FIJセミナー)として、入場無料となります。

お申し込みは締め切りました。参加ご希望の方は会場に直接お越しください。

 

FIJセミナー概要

【テーマ】 韓国メディアで広がるファクトチェック 日韓協力は可能か?
【講師】(敬称略)


○ チョン・ウンリョン(ソウル大学ファクトチェックセンター所長)
「韓国におけるファクトチェックとソウル大学ファクトチェックセンターの役割」

ソウル大学ファクトチェックセンター初代所長。東亞日報記者を経て米国メリーランド大学でジャーナリズムを専攻し博士号取得。国立ソウル大学と延世大学で教鞭をとり、現在、言論仲裁委員会委員なども務めている。

○ ソン・ヒョンジュン(全国言論労働組合首席副委員長、前KBS記者)
「韓国テレビ放送におけるファクトチェックの取り組み」

公共放送のKBS記者として、韓国ジャーナリスト協会や韓国放送ジャーナリスト協会から数々の受賞をした経歴がある。現在は全国言論労働組合首席副委員長で、韓国放送業界のファクトチェックに詳しい。

【日時】 2020年1月11日(土)13時30分開場、14時開始(18時終了予定)

【場所】 早稲田大学早稲田キャンパス3号館8階801教室
     東京都新宿区西早稲田1丁目6−1 (アクセス

【参加費】
・無料
・FIJ会員は後日、収録動画を視聴できます(会員サロンでもライブ配信を予定しています)。

【申込方法】
(事前申込は締め切りました。多少お席がございますので直接会場にお越しください)

※本セミナーは、科研費・基盤研究(B)「実効性ある偽情報・誤情報対応策としてのファクトチェック・システムの構築」(研究代表者:瀬川至朗)の支援を受けて開催します。