再び「虎ノ門ニュース」で誤解を助長する発言があり、事実関係を明確にします


 7月13日放送のインターネットテレビ番組「虎ノ門ニュース」(DHCテレビ)で、FIJおよびメディアパートナーの活動に関して10日放送の番組内で行われた事実と異なる発言の一部が訂正されました。しかしながら、13日放送の番組内でも視聴者の誤解を助長する発言がなされ、訂正も不十分であったことから、改めて以下の事実関係を明らかにします。

(1) 10日放送の虎ノ門ニュースで、FIJまたはメディアパートナーの関係者が、武田邦彦氏が勤める大学等に正体を明かさず抗議等を寄せたような発言、およびFIJが新聞社等大手メディアからお金をもらっているかのような発言がなされた点について、13日放送回で、FIJの訂正申し入れの内容を読み上げた上で、番組として訂正する旨のコメントがなされました。この対応に関しては、当然とはいえ、評価したいと思いますよくある質問参照)。

(2) ただし、特定の立場の言論に批判を加える目的でファクトチェックが行われているとの発言については、明確に訂正されておらず、13日放送回でも、出演者から誤解を助長する発言がありました。改めて、FIJは、ファクトチェック・ガイドラインにおいて、ファクトチェックは特定の主義主張や党派・集団等に批判を加える目的で行われるものではないと明記している点を強調させていただきます。

(3) また、番組内では上記の通り、訂正のコメントがなされましたが、出演者から、FIJの訂正申し入れ文は、FIJまたはメディアパートナーの関係者が武田氏が勤める大学の事務局に連絡を入れ、武田氏には連絡先を伝えないようにと言ったことを否定していないのではないか、との指摘がなされました。しかし、そもそも、FIJまたはメディアパートナーの関係者が武田氏が勤める大学等に連絡等を入れた事実も全くありません。大学側に連絡等を入れた事実すらないということは、10日に番組担当者に対して直接お伝えしております。にもかかわらず、出演者の憶測に基づく発言について、番組MCは打ち消すのではなく、「可能性としてはね」と同調し、視聴者の誤解を助長しようとしたことは、極めて遺憾です。

 本件番組で事実に基づかない発言や誤解を助長する発言が繰り返されたことにより、FIJ側に視聴者とみられる方々から、誤解に基づく抗議電話やメール等が多数届き、業務に支障をきたす状況です。これ以上、誤解を助長することのないよう、改めて申し入れます。

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