上田氏主張「県の借金減らした」はミスリード 〜検証・参院埼玉補選【ニュースのタネ】


 ニュースのタネは10月25日、参議院補欠選挙に立候補した上田清司氏の選挙公報のうち、埼玉県知事の実績として謙の借金を約7000億円減らしたとする主張についてファクトチェックを行い、「ミスリード」とする調査結果を発表しました。

ファクトチェック記事全文

 

 ファクトチェックの要旨は以下のとおりです。

対象言説(検証対象は太字部分)
県の借金 約2兆6千億円を1兆9千億円に、約7000億円減らす。▲26%(H14→H31見込み)
(上田きよし候補の選挙公報)

 

レーティング基準の詳細
ミスリード

 

根拠・理由のポイント
減収補填債と臨時財政対策債を除いた県債は6000億円余り減少している。だが、減収補填債と臨時財政対策債を含めた県債総額は1兆円超増えている。それに言及していないので全体として県債残高が減少したとの誤解を与える。

 

 FIJは、メディアパートナーが発表したファクトチェック記事のうち、編集委員会がファクトチェック・ガイドラインに適合していると判断したものを当サイトで紹介しています。

 要旨はFIJ事務局が作成したものです。詳細は、記事全文をご確認いただきますようお願いいたします。