【要旨】
1. 現時点では(8月5日)、日本、台湾、アメリカの公的検査機関に、中国から正体不明の種子や培養土が入ったパッケージが一般人に届いたという事案が報告されているが、その中に「ジャイアント・ホグウィードの種」についての事案はない。
2. 専門家によると、ジャイアント・ホグウィードの樹液には毒性があり、皮膚に触れるとやけどや水ぶくれを起こす可能性があるが、種子には樹液がなく、接触による被害の可能性は低い。
したがって、このネット情報は誤りである。
(本文省略)
台湾ファクトチェックセンター(TFC)の記事(2020年8月5日発表)を、許諾を得て翻訳したものです。FIJはTFCの本件調査に協力しました(国際協力プロジェクトについて)。翻訳の責任はFIJにあります。