ファクトチェックをめぐる2つの「誤解」を解く(その2)〜 「意見」も検証する柔軟性の必要
政治の世界で飛び交う言説は、あいまいで、複雑で、巧妙なものです。硬直した「意見はファクトチェックできない」という考え方は、時にファクトチェックやジャーナリズムの機能を弱めてしまうこともあり得ると思われます。
政治の世界で飛び交う言説は、あいまいで、複雑で、巧妙なものです。硬直した「意見はファクトチェックできない」という考え方は、時にファクトチェックやジャーナリズムの機能を弱めてしまうこともあり得ると思われます。
日本では新聞やテレビなどの伝統的メディアが、長らくファクトチェックに消極的だったのはご存じの通りです。各社のファクトチェックについての説明を見て、他の先進国の例などと比較すると、少し違和感を感じる点について問題提起をしたいと思います。
これから本格化していくであろうファクトチェックの動きを、私たちが「ニュースの消費者」としていかに期待して見守るべきか、良質のファクトチェックをいかに見極め、それを実践するニュースメディアを応援していくかについて考えてみたいと思います。
FIJ主催「 ファクトチェックアワード2025」の授賞式を、7月10日(木)16時よりオンラインにて開催いたします。
2025年参議院議員選挙に関するファクトチェック記事と関連ニュースへのリンクをこちらのページに集約しております。FIJが運営する「ファクトチェック・ナビ」に移動します。
FIJは、2025年度通常総会を6月16日(月)13時からオンラインミーティングの形式で開催しました。 法人会員を含む正会員(社員)14名のうち12名が参加(委任状・書面表決書の事前提出を含む)し、2024年度事業・決算…
FIJが2025年参院選で実施するファクトチェック・プロジェクトの概要を発表いたします。
【日時】2025年6月17日(火) 15:00~16:00(Zoomウェビナーでの開催)
事後視聴も可能としますので、参加できない方も、視聴を希望される方はお申込みください。
FIJは、社会的関心の高い事柄に関して人々を誤解させるおそれのある情報を検証し、正確な事実を共有することに貢献した作品を顕彰する「ファクトチェックアワード2025」を開催いたします。多くの作品のご応募・ご推薦をお待ちしております。
総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」(以下検討会)が、日本における偽情報・誤情報(以下偽・誤情報)対策のとりまとめ案[i]を公表しました。根拠に基づいて情報の真偽を検…
FIJは本日、ファクトチェックアワード2024の授賞式を開催し、受賞作品を発表いたしました。