「ファクトチェックの原点」を問い直す動き:グローバルファクト11報告 その②

国際ファクトチェッキング・ネットワーク(IFCN)が主催する世界のファクトチェッカーの会議「グローバルファクト11」の冒頭、IFCNは「表現の自由とファクトチェックに関するサラエボ声明」を発表しました。IFCNから認証を受けている世界80カ国の130のファクトチェック機関とニュースメディアが署名したものです。

ファクトチェッカーはプラットフォームを「フレネミー」と呼ぶ:グローバルファクト11報告 その①

2024年6月26日から28日に、グローバルファクト(Global Fact)11がサラエボで開かれました。世界各国から500人を超えるジャーナリストやファクトチェックの関係者が集まりました。キーノートの講演は、2021年のノーベル平和賞受賞者、フィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサでした。

政府から独立した民産学主体の偽情報・誤情報対策の明記が必要 ―総務省検討会とりまとめ案に対するFIJの見解―

   総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」(以下検討会)が、日本における偽情報・誤情報(以下偽・誤情報)対策のとりまとめ案[i]を公表しました。根拠に基づいて情報の真偽を検…

「ファクトチェック白書2024」を公開しました

ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)と早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所(INGJM)が共同で作成した「ファクトチェック白書2024」をFIJウェブサイトで公開しました。日本および世界のファクトチェックの歴史、現状、課題について包括的に記述した初めての報告書となります。