FIJでファクトチェック作業を体験取材した日本経済新聞記者のリポートが、8月5日付電子版と6日付朝刊(社会面)に掲載されました。
同紙のシリーズ「データの世紀」の一環で、「ファクトチェック実践 『検証未了の山』ぼうぜん」と題した記事。執筆した記者は体験取材を経て、「ファクトチェックが今後もっと盛んになっても、デマや誤情報を検証し尽くすことは不可能だろう」としつつ、「ファクトチェックの基本動作に学んで「だまされない力」を高めることなら、きっと誰にでもできる」との感想を記しています(電子版記事)。
同記者は7月中旬頃から、FIJの疑義言説データベース・ClaimMonitorを閲覧しながら、真偽不明情報を調査しました。このシステムには、FIJ会員から選抜されたメンバーがモニタリングして捕捉した疑義言説のデータが、一日あたり5〜10件登録されています。昨年12月から運用が始まり、1700件以上の情報が登録されています。FIJ会員とメディアパートナーがファクトチェックや研究の目的で、閲覧利用できるようになっています。