ファクトチェック白書2024


 認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)と早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所(INGJM)が共同で作成した『ファクトチェック白書2024』を公開しました。この白書は、日本および世界のファクトチェックの歴史、現状、課題について包括的に記述した初めての報告書です。

 こちらからダウンロードいただけます。
 ファクトチェック白書2024(PDF,8MB)
 (ご活用いただけましたらご一報をいただけますと幸いです。)

 ファクトチェックは、偽情報や誤情報が瞬時に広がる現代社会において、情報の真偽を第三者が検証し、その結果を公表する活動を指します。正確な情報を提供することで、民主主義社会における市民の健全な判断を支えることが期待されます。

 『ファクトチェック白書2024』は、以下の内容を含んでいます。

第1章 総論
1.1 ファクトチェックとは
1.2 近年の偽情報・誤情報問題
第2章 世界のファクトチェック活動
2.1 概説
2.2 国際ネットワーク
2.3 各地のファクトチェック組織
第3章 日本のファクトチェック活動
3.1 概説
3.2 主なファクトチェック活動
第4章 偽情報・誤情報対策の動向
4.1 日本の対策の現状
4.2 日本の対策の動向
4.3 諸外国の法規制
4.4 プラットフォーム事業者の取り組み
4.5 ファクトチェックに関する調査・研究
第5章 FIJのファクトチェック支援システム
5.1 ClaimMonitorとFact-checking Console
5.2 ClaimMonitor収集データの概要(2020-2021)
5.3 FactCheck Navi
5.4 セミナー・シンポジウム
第6章 ファクトチェックの課題と展望
6.1 ファクトチェックの現状と課題
6.2 ファクトチェックの今後の展望

 なお、今回の調査と白書作成作業は、公益財団法人トヨタ財団の助成金(先端技術と共創する新たな人間社会)、および科研費・基盤研究(B)(19H04425)の支援を受けて実施されました。

お問い合わせ先:
認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ): https://fij.info/contact
早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所(INGJM): info-nextjm@list.waseda.jp